注意喚起 詐欺

Twitterの闇「現金○○万円プレゼント」の裏側

あなたはTwitterの現金プレゼントに応募したことはありますか?

もしあるなら、知らぬ間に詐欺の共犯者にさせられている可能性があります。

あなた自身が警察に捕まる可能性

もあるんです。

ただし、

「明日の朝にでも捕まりたい!」という人

は今すぐこのページを閉じてください。

「RTしてくれた人全員に、○○万円プレゼント!」

「当選結果はLINEで発表するので、LINE登録してねー!」

など、一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか。

もしかしたら登録してしまった人もいるかもしれません。

これは詐欺です。

某Zo△oタウンのm澤社長や、青汁○子、顔と実名でテレビのニュースに出ているような超有名人以外は、

詐欺だと断言してもいい。

※ただし、上記有名人になりすますパターンもあります。

あなたの口座にお金が振り込まれることはないでしょう。

「え?そんな嘘ついて何の得になるの?」と思いますよね。

それが、詐欺師にとっては得になるんです。

理由は大まかに分けて5つあります。

現金配布詐欺の手口とは

①アフィリエイト収益に使われる

②オプトインアフィリエイト

③「稼げる」詐欺案件の勧誘

④「カモリスト」の収集

⑤振込詐欺のための、振込先用の口座開設の誘導

①アフィリエイト収益に使われる

「当選結果はLINEで行います!登録お願いします!!」

と言われるパターンです。

そのあと「受け取りたい人はこのサイトに登録してください」

と誘導されます。あなたが例えばそのリンクからクレジットカード等を発行した場合、
紹介料として、紹介者に一定額の報酬が支払われます。

詐欺師はこうしてお金を稼いでいるわけです。

これは「アフィリエイト」といって、それ自体に違法性はありません。

ただし、アフィリエイトでは、〇〇をプレゼントするのでここから登録してください!
というやり方は禁止されています

場合によっては複数の案件を流して

「多く登録してくれた人には現金プレゼント増額します!」

などと言われるかもしれません。

いくら登録しても、あなたの口座に現金が振り込まれることはありませんが、詐欺師は儲かります。

②オプトインアフィリエイト

「オプトインアフィリエイト」を知っていますか?

聴き慣れない方も多いかと思います

この場合の多くは「抽選はLINEで発表します!」と宣伝されます。

そして当然外れます。

「当たりました!」という報告を見た人がいるかもしれませんが、これはただのサクラです。

そうして LINEに誘導されたあと、LINEで高額な情報商材を売りつけるパターンです。

そもそも「オプトインアフィリエイト」とは

広告やSNSで集客し、LINEやメルマガに誘導して、登録したら報酬が発生する商品のリンクを流すようにしておきます。

あなたがその商品を登録したり購入した場合に、紹介料が紹介者に入ります。

ただし、オプトインアフィリエイト自体は詐欺ではありません

大企業も利用しているれっきとしたビジネスです。

しかし、「絶対稼げる」「月収100万円稼がせます」という甘い誘惑に誘われて、中身のないぼったくり情報商材を買わされる人もいます。

これを読んでる人で既に詐欺にあった人もいるかもしれません。

そんな方はまず警察と弁護士にご相談ください。お金を取り返せるかもしれません。

③「稼げる」詐欺案件の勧誘

「現金プレゼント」で人を集めておいて、

「誰でも、簡単に、確実に」大金を稼げる副業などの案件を勧めてきます。

断言できますが、「誰でも、簡単に、確実に」大金を稼げる話などありません。

当ブログで紹介しているのも、

・大金を稼げる可能性はあるが、多少のリスクがあるもの

・誰でも簡単にできるが、少額のもの

・簡単ではないが、大金を稼げる可能性のあるもの

などです。

絶対に勧誘に乗ってはいけません。

あなたはもしかしたら、

「これなら自分にもできるかも!」

と思うかもしれません。

しかし、相手はそう思わせるプロです。

詐欺とはそういうものです。

④「カモリスト」の収集

こうしてTwitterの現金詐欺に騙されて集まった人達は「カモ」としてリスト化されます。

騙しやすい人達。おいしい商売相手のリストですね。

そういうリストは詐欺師に高額で売れるのです。

①~③で儲けた詐欺師は、また別の詐欺師にあなたの情報を売って儲けるのです。

⑤振込詐欺のための、振込先用の口座開設の誘導

これは最も危険です。

何故かというと、あなたも詐欺の共犯者として捕まる可能性があるからです。

この手口を詳しく説明します。

「銀行口座を新しく3つ作って欲しい。

そこにお金が振り込まれる。それが現金プレゼントだ。

口座を開設したらキャッシュカードを郵送で送りと暗証番号教えて欲しい」

と電話で言われる。

メールやでLINEではなく、電話です。

なぜなら彼らは文字にして証拠が残ると困るからですね。

しかも、「銀行口座の譲渡」自体が法に触れる行為。

そしてあなたが新しく開設した銀行口座は、振込詐欺の振り込み口座として利用されるんです。

この時点であなたは詐欺の共犯者になってしまう。

そして振込詐欺にあった人が警察に被害届を出す。

警察は「この口座は誰のものだ?」となり、

当然あなたに警察から連絡がいく。

もちろん、あなた自身は「現金プレゼント」に応募しただけ。

詐欺の共犯をするつもなんか全くない。

しかし口座の譲渡自体がそもそも犯罪。

そして電話でやりとりしたから、あなた自身が被害者である証拠もない。

つまり、プレゼントに応募しただけのつもりが、気づいたら犯罪者になっている。

これが最悪の事態です。

だから私は、SNSやブログで注意喚起をしています。

もし、既にプレゼント用の口座を作ってしまったという人は、今すぐに弁護士に相談しましょう。

こちらの記事もおすすめ


わからないことや不安なことがあれば、いつでもご連絡ください。

この投稿のコメント欄でも大丈夫です。

今日より明日を、ほんの少しでもよくしていきましょう。

やす

  • この記事を書いた人

やす@元【借金600万円】

借金最高額600万円→0→資産構築中■転職回数5回の社会不適合者■自身が被害に遭った経験をもとに、詐欺の注意喚起活動を開始■仮想通貨や資産運用が得意■家族のためにFIRE目指し奮闘中■神奈川県出身、釣りと旅行が好きな2児の父 43歳

-注意喚起, 詐欺